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日テレNEWS NNN
アメリカのトランプ大統領は日本時間2日午前の演説で、イランへの攻撃継続を表明しました。これにより市場では株の失望売りが進み、原油価格の上昇が止まらなくなっています。このままいけば、日本国内のガソリン価格はどうなるのでしょうか。専門家は「3つのシナリオ」を提示しています。 ガソリン価格170円20銭 2週連続値下がりも増える補助金…財政負担懸念
■原油価格の主要指標、演説で15%↑
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藤井貴彦キャスター 「(トランプ大統領の演説で)戦闘終結に向けた発言があるのではないかと期待されていましたが、その反動なのか日経平均株価も失望売りが進み、下げ幅は一時、1400円以上の下落となりました」 「国際的な指標となるアメリカ産のWTI原油先物価格は一時1バレル113ドル台(日本時間2日午後10時ごろ、演説前は98ドル前後)となり、上昇が止まりません。このまま長期化すると、国内の今後のガソリン価格はどうなっていくのでしょうか。」
■戦闘長期化で…ガソリンの補助金は?
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小栗泉・日本テレビ報道局特別解説委員 「鍵を握るのが、2週間前から始まった政府の補助金です」 「資源エネルギー庁によると、レギュラーガソリンの全国平均価格(1リットルあたり)はホルムズ海峡の事実上の封鎖後に190円台まで上昇しましたが、補助金の支給が始まったことで2週連続で下がり、今は170円台に落ち着いています」 「ただ補助金がなかったとしたら、218.3円です。さらにこの先もガソリン価格は上昇すると考えられるので、向こう1週間の価格は補助金がなかった場合、219.8円と見込まれています。そのため政府は2日から補助金の額を前週よりも増やし、49.8円を支給しています。」 藤井キャスター 「ただ、補助金をずっと出し続けるわけにいかないですよね。」 小栗委員 「政府はガソリン価格を170円程度に抑えようとしているので、もともとのガソリン価格が上がれば、その分補助金もより多く投入することになります。つまり、戦闘が長期化して原油価格が高騰すればするほど、補助金を使うペースも上がっていってしまいます。」
■悲観・標準・楽観の3シナリオ
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小栗委員 「今、政府が補助金として準備している額は、すでに使っているものも含めると1兆1500億円です。この予算でいつまで続けることができるのか。野村総研エグゼクティブ・エコノミストの木内登英さんは、3つのシナリオが考えられるとして試算しています。」 「標準的なシナリオで、今と同じ1リットルあたり49.8円の補助金が続いた場合、6月9日で使い切るといいます。次に情勢が良くなって原油価格が安くなり、補助金の額も30円となる楽観的なシナリオでも7月19日には使い切ってしまうといいます。」 「悲観的なシナリオで情勢が悪化するなどして補助金が60円に上がる場合、5月29日にも使い切るということです。」
■節電要請は…首相「可能性排除せず」
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藤井キャスター 「ホルムズ海峡の(事実上の)封鎖が続く限り、原油価格が大きく下がることは考えづらいですし、ガソリンだけではなく、原油を使った他の製品への影響も考えられますよね。」 小栗委員 「(プラスチックの原料になる)ナフサや医薬品・医療品といった重要物資の供給について、政府によるタスクフォースが2日に立ち上がりました。」 「重要物資の安定確保を担当する赤沢経済産業大臣は、『日本全体として必要量は確保されている』という認識を示していますが、一部からは『重要物資が行き届いていない』という声も上がっているとして、供給状況を総点検するよう指示したということです。」 「また高市首相は国会で、国民に対して節電や節約の要請を行うかと問われた際、『あらゆる可能性を排除しない』と述べています。」 (2026年4月2日『news zero』より)
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