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生まれ育った環境によって、「あるのが当たり前」になっているものはないだろうか。それは自分の中の常識にすぎず、実はなくても困らないものかもしれない。
今回は、その「当たり前」を疑うことで家事を減らす視点から、整理収納コンサルタントが実家にあっても自分の家には置いていないものを4つ紹介する。
スリッパとスリッパラック
実家では当たり前のようにあったスリッパとスリッパラック。主に来客用として設置されていたが、今の自宅では来客がスリッパを使うことはほとんどない。家族も使わないため、思い切って両方とも手放した。
スリッパやラックを定期的に掃除する手間がなくなっただけでなく、限られた玄関スペースを広く使えるようになったという。
マット類
改めて数えてみると、家の中には驚くほど多くの種類のマットがある。しかし本当に必要なマットは意外と少ない。
玄関マット、キッチンマット、トイレマット、バスマットなど、最後に洗濯した日を覚えているだろうか。衛生面を考えると他のものと分けて洗濯する必要があり、どうしてもタイミングを逃しがちになる。
そこで、バスマット以外のマット類はすべて撤去した。いつ洗ったか分からない不衛生なマットを手放せただけでなく、掃除もしやすくなり、「そろそろ洗濯しなければ」という焦りからも解放された。
テーブルクロス
実家では常にかかっていたテーブルクロス。インテリア性が高く、テーブルを傷や汚れから守る役割もある。しかし小さな子どもがいる家庭では、むしろ家事を増やす原因になった。
子どもが食べ物や飲み物をこぼすたびに洗濯の手間が増え、クロスを引っ張ることで食器が動き、ヒヤッとする場面も何度もあった。今はクロスをやめてテーブルをむき出しで使っている。汚れたらさっと拭くだけで済むため、気持ちがとても楽になった。
トイレブラシ
トイレブラシもまた、実家にあったアイテムの一つだ。当たり前のように用意したものの、次第にブラシ自体の衛生面が気になるようになった。便器をこすった後、生乾きのまま放置されるブラシを手に取ることに抵抗を感じるようになり、思い切って手放すことにした。
今は便器にかけて流すだけの洗剤を使っている。狭いトイレからブラシがなくなったのはもちろん、力を入れてこする必要がなくなったことも大きな変化だった。
「当たり前」を疑うことで、家事を減らせる
「実家にあったから」「友達の家にもあるから」という理由で、あるのが当たり前だと思っているもの。しかしその中には、「実際には使っていないもの」や「手入れに不満があるもの」が隠れていないだろうか。
当たり前を疑ってみることで、自分の家に本当に必要なものが見えてくる。そして、不要なものを手放すことが、思わぬところで家事の負担を減らすきっかけになるかもしれない。
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